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【解決事例】親の介護で収入が減り、借金が増えてしまいましたが、個人再生できますか?

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ご依頼者様は、結婚後に住宅ローンを組んで自宅を購入されました。

その当時はご相談時よりも収入がよく、普通に生活して住宅ローンを返済することもできていました。


新たに資格も取って別の職場に転職しようとしましたが、配偶者様のお父様がご病気になってしまい、その付添い等が必要となってしまいました。

そのため、思うような職場に転職することができず、仕事を休んだりすることも増えて、これまでに比べて収入が減ってしまうことになってしまいました。


これまでは生活に余裕があったため、人に食事をおごったり、職場にお菓子を持って行ったりなどしていましたが、収入が減ってしまっても生活レベルを下げることができず、だんだんと借金が増えていってしまいました。

配偶者様のお父様の介護が終わった後は、少し収入が増えましたが、それでもこれまでの借入の負担が大きかったことや、生活レベルを下げることができなかったことから、さらに借入が増え、返済のために借入をすることが続いていました。

借金のことで頭がいっぱいになる生活が続きましたが、ついに返済することができないような状態になってしまい、当事務所にご相談に来られました。


住宅ローンがあり、家を残したいというご希望があったため、個人再生の方針を取ることに決まりました。

個人再生をするためには再生計画の履行可能性がないといけませんので、ご依頼者様と一緒に毎月の家計簿を見ながら、家計の見直しをしました。

人に食事をおごったり、職場への差し入れなどが負担となっていたことや、食事についても生活状況に見合わない金額を使っていたことから、それらの金額を見直し、なんとか返済余力を作るようにしていきました。

幸いにも収入が多い職場にお勤めでしたので、家計の見直しにより再生計画を十分に履行していけるだけの返済余力を作ることができました。


それらの見直しをした後、裁判所に個人再生の申立てを行い、無事に認可決定を受けることができました。

ご依頼者様は順調に返済を続けておられ、再生計画に定められた支払いももうすぐ完了できます。


※実際の事例を題材としておりますが、事件の特定ができないように内容を変更しております。


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この記事を書いた弁護士


弁護士 谷 憲和(大阪弁護士会所属)


弁護士登録以来10年以上にわたって,債務整理・自己破産・個人再生を取り扱っています。

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