債務整理前の確認事項

債務整理前にご確認ください

事前に確認していただいておくと、借入れについて見直しすることができますし、「債務整理をしよう!」と思うキッカケになるかもしれません。また債務整理をご依頼された場合は、その手続きをスムーズに進めることができます。

借入れ先(金融会社)のリストアップ

債務整理の手続きを進めていくには、まず相手の金融会社が分からないといけません。
月々のATMの支払い明細や、契約書、カードなどで、借入れ先の金融会社をリストアップしてください。消費者金融(サラ金)だけでなく、クレジットカードやショッピングカード、銀行の借入れなども債務整理の対象になりますので、全ての借入れ先をご確認ください。

また、既に完済した金融会社があれば、過払い金請求をしますので、いつ頃完済したか、完済時に相手金融会社に申告していた住所や連絡先など、より多くの事が分かるようにしていただいていた方が望ましいです。
契約書などの資料がない場合でも、借入れ先が分かっていればそれに基づいて債務整理の手続きを進めていきますのでご安心ください。

契約についての確認

  1. 契約年月日、借入れ金額
  2. 契約金利は何%か
  3. 契約時の住所、連絡先
  4. 受取金額
  5. 別項目で受取金額からお金を差し引かれてなかったか
  6. 連帯保証人の有無
  7. 不動産や年金、車など何か担保を入れているか
  8. 自己手形や私製手形、小切手を差し入れているか
  9. 公正証書の作成の有無
  10. 何かの委任状を作成させられたか

上記の内容が債務整理のご相談時に分かれば、適切なご提案ができます。
また、債務整理のご依頼後は、早期の段階からスムーズに債務整理の手続きを進めていくことができます。
ご不明な部分があった場合でも、私たち弁護士が相手金融会社より直接資料を取り寄せますのでご安心ください。

資産についての確認

  1. 収入
  2. 月々支払い可能な額
  3. 不動産所有の有無
  4. 車の所有の有無、車種、年式
  5. 預貯金の有無
  6. 生命保険の加入の有無、月々の掛け金
  7. 生命保険の解約時には返金があるか

上記のことは、債務整理の最終的な方針を決定するときの重要な要因となります。

ご本人様自身の考えや意向等

弁護士が債務整理の方針を決定する際は、ご本人様の考えや意向を尊重した上での方針決定を致します。
大まかな感じでも結構ですので、考えや意向をまとめていただきますと、ご相談時に適切なご提案が可能です。
しかし、場合によっては私たち弁護士のご提案した債務整理方法と、ご本人様の考えや意向にズレが生じるかもしれません。その場合には、ご本人様のご理解が得られるよう解りやすくご説明させていただきます。

以上のことを、債務整理のご依頼前に確認していただいておけば、債務整理のご依頼後はスムーズに債務整理の手続きを進めていき、早期の問題解決がしやすくなります。

尚、ご依頼後は、私たち弁護士が責任を持って債務整理の交渉、手続きを進めてまいりますので、ご依頼者の手を煩わすことはほぼございません。安心してお任せください!

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