大阪府大阪市北区梅田1-1-3
大阪駅前第3ビル6階
大阪弁護士会所属
この度は、当事務所のホームページをご覧いただきありがとうございます。
このページでは、多くの方が疑問に思われている「なぜ借入れは減りにくいのか」ということについてご説明します。
私たちは法律の専門家として、そして弁護士として、サラ金やクレジットなどの借入れ問題で悩まれている方の生活上の苦痛や悩みが少しでも減少し、解決できることを願っています。
ほとんどの場合、初めての借入れの使用目的は、「急な病気、事故、買い物、生活費」など急な出費でというのが多いのではないでしょうか？
ただ、その後の借入れは、その借入れの支払いや急な出費が重なり、借入れが増えていったとうケースが多いです。
自分の収入に対して、それを超えるような金額を長期にわたり、支払いしていくことは辛く、困難なことです。
しかも支出はある一定の時期から、中高年の後期までドンドン増えていくので、収入がそれに見合うだけ増えていけばいいのですが、このご時世なかなか難しいのが現状です。
借入れがあればその支払いが負担になり、いずれは支払いが困難になり、支払いのための借入もできなくなり、どうしようもなくなってしまうのです。だから借入れは減りにくく、とても増えやすいものなのです。
例えば、A社に対して、20万の借入れをし、月々8,000円の支払いをしていたとします。
ある時病気や諸事情等で仕事を辞めてしまい収入がなくなり、支払いができなくなると、A社より支払いの催促があり、多くの場合、他社（B社）より借入れをして支払いをしていくようになります。
これは、全くのマチガイです! 支払いのために新たな借入をするのは結局支払いが増加するだけです。
上記のように一時的には支払いはできても、月々の支払いが16,000円となり、B社より借入れしたお金がなくなれば、また新たに他社より借入れをしなければならなくなってしまいます。
ではこういう場合、どうやってA社に支払いをすればいいのか考えてみましょう。
「サラ金やクレジット会社に対して、どのように対応すればいいのか？」
それは、まず支払うという気持ちがあるということを伝えなければなりません。
ほとんどの場合、電話や手紙による通知があります。その時に約束をいい加減にしたり、電話で話すのが嫌で、電話に出なかったり、電源を切ったりしてはいけません。
自分の立場が悪くなったり、相手の心象も悪くなるだけです。
電話があれば支払う意思はあるが、今は支払うお金がないと事情をよく説明してください。
実際にお金がないものは、どうすることもできないのです。
何日にこういう理由でお金が入るので支払いを待ってほしい旨を説明してください。
では、相手が待てない、と言ってきた場合はどうすればいいのかという問題があります。
本当に支払いできるのであれば事情を説明し、理解してもらえば済むことですが、こういった場合は一時的に支払いが遅れるのではなく、慢性的に支払いが難しくなってきている兆候で、支払いが元々無理なのであれば、すみやかに私たち弁護士に債務整理のご相談をされることをおススメします。
無理をして支払いを続けていても、今までのプロセスを考えれば、契約通り支払い終えることができるのか、それともできないか、薄々お気づきになられているはずだと思います。
借入れをした時点ですでに、収支のバランスは崩れており、支出が収入をオーバーしたから借入れが発生しているのです。
金融会社のコマーシャルの「ご利用、ご返済は計画的に」は簡単なようで、実は非常に困難なものです。
昨今、ヤミ金やグレーゾーン金利が話題になり、国が重い腰をあげ、貸金業法の改正までに発展しました。利息制限法の範囲を超える借入契約は違法であり、最高裁判所でも決定されたことです。
また、利息制限法の範囲を超える金利は無効で、支払う必要はもうないのです。
しかしグレーゾーン金利だからといって借入れが減りにくく、それのみが理由で増加していく訳ではなく、他にも複合的な要因があって借入れは増加していきやすいので、借入れという行為そのものを見直すことも必要です。
「まだ大丈夫…」「支払いできているから…」「自分には関係ない…」という考えはとても危険です。
問題の先延ばしはどうかしないでください。例えれば、病気になっていても、まだ大丈夫と病院にいくのを先延ばしにして、どうしようもなくなって病院にいったら手遅れだった。ということと同じようなものなのです。病気は早期治療が一番早く治るのと同じで、借入れ問題も早期の段階で解決するのが一番よいのです。
病院があっても、あなた自身が治療をするために病院にいかないといけないのと同じで、私たちは、借入れ問題のご相談、債務整理のご依頼してもらわないと解決することはできません。
どうしようもなくなった時点で借入れ問題のご相談、債務整理のご依頼をされた場合、任意整理などが困難となり、最悪自己破産ということにもなりかねないのです。
今支払いできているからこそ、誰にも迷惑をかけることなく、よりスムーズに解決できると私たち弁護士は考えています。この問題を解決できる、できないはあなた自身の選択にかかっているといっても過言ではないです。
解決するために「はじめの一歩＝まず相談すること」から始めていきましょう。
今の借入れに少しでも不安を感じたら、迷わず私たち弁護士にご相談ください。
