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【大阪の解決事例】母親が私の名義で借入れをしていましたが、時効でなくなりますか?

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ご依頼者様 Rさん 30代女性

借入額 7社 約440万円 毎月の返済額 約11万円 → 0円(消滅時効成立)


Rさんは、ご両親が離婚され、お母様と二人暮らしをされていました。

Rさんのお母様には借金癖があり、Rさんに黙ってRさんの名前で借金をしていました。


Rさんが借金のことについて追及しても嘘をつくばかりで、気付いた時には全然借金の返済をしないまま放置しているような状況でした。

Rさんが就職し、実家を出た後にRさんの元に債権者からの請求書等が届くようになり、放置されている状況が発覚しました。


そのことが分かったRさんは、借金問題解決のため、お母様と一緒に当事務所にご来所されました。


対応と解決方法

Rさんからお話をお聞きしたところ、あまり返済がされておらず、残高は残ってしまうものの、長年にわたって放置されているような状況であったため、消滅時効が成立している可能性もありました。ただし、Rさんが知らない間に判決等の債務名義を取られている可能性もあるため、返済をしなければならない可能性も含めて、任意整理という形での受任となりました。


Rさんから受任後、すぐに受任通知を発送し、以後の返済をストップさせました。

返済がストップしている間に、Rさんには弁護士費用を分割でお支払いいただきました。


債権調査を行った結果、5年以上の期間にわたって返済がされていなかったことが明らかになったため、各債権者に対し、消滅時効を援用するという書類を送付しました。

その結果、債務名義を取得しているような債権者はなく、全ての債権者について消滅時効が成立し、借金が0になりました。

Rさんは、借金がなくなったことから、普通の生活を送ることができています。


※実際の事例を題材としておりますが、事件の特定ができないように内容を変更しております。


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この記事を書いた弁護士


弁護士 谷 憲和(大阪弁護士会所属)


弁護士登録以来10年以上にわたって,債務整理・自己破産・個人再生を取り扱っています。

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