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【解決事例】内縁の妻の治療費のためにギャンブルでお金を増やそうとしましたが、個人再生できますか?

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ご依頼者様 Aさん 30代

借入額 約900万円 住宅ローンなし 親族からの借入あり


Aさんは、交際していた女性と同居を始めましたが、その女性に重大な病気が見つかりました。

入院を繰り返すなどの治療が必要となり、多額の治療費が必要となってしまいました。


Aさんは毎月の給料の中から治療費を工面していましたが、だんだんと不足するようになり、キャッシングをするようになりました。

当初はなんとか返済ができていましたが、さらに病状が悪化してくると、治療費がもっとかかるようになり、キャッシングをしても追いつかないような状況になってしまいました。


なんとかしないといけないと考えたAさんは、ギャンブルで穴埋めをしようと考え、競馬やパチンコなどのギャンブルを始めました。

ギャンブルでなんとか治療費が捻出できていましたが、それでもお金が不足するようになり、新たな借入先からキャッシングをして、一気に借入額が増えてしまいました。


治療の甲斐なく同居の女性は亡くなられてしまいましたが、そのショックや借入金の返済に追われる毎日から、ギャンブルにのめりこんでいってしまいました。

みかねたAさんの父親が、自宅を担保に入れてくれて、残った債務をまとめることができました。


しかし、Aさんはギャンブルをやめることができず、また少しずつ借入が増えていってしまいました。

生活が苦しくなったAさんは実家に戻りましたが、それでも返済をすることができなくなってしまいました。

自宅が担保になっていたAさんの父親は、その会社の債務だけは返済しましたが、それでも残った借入額が大きく、Aさんは返済することができなかったため、当事務所にご相談に来られました。


対応と解決方法

Aさんは年収が約400万円あり、実家で生活していたことから生活費があまりかかっておらず、十分に返済する余力がありました。

また、Aさんの父親にも返済していきたいというご希望もあり、個人再生を選択することにしました。


受任日に各債権者に受任通知を送り、Aさんはほっとされた様子でした。

再びギャンブルをしてしまうと今後の返済が難しくなってしまうため、Aさんにはギャンブルをやめてもらうことを約束してもらい、Aさんの父親と一緒に家計を管理していくということになりました。


費用の入金と資料が整い次第裁判所に個人再生の申立てをし、無事に認可決定を受けることができました。

その結果、返済総額は約180万円、毎月の返済額は約5万円となり、返済しながら十分な生活を送っていくことができるようになりました。


このように、Aさんは、個人再生によって大幅な債務の減額を受け、ギャンブルをやめて給料の範囲内で生活することができるようになりました。

個人再生以外にも様々な方法がありますので、借金の返済でお困りの方は、下記のボタンからぜひ当事務所までお問い合わせください。


※実際の事例を題材としておりますが、事件の特定ができないように内容を変更しております。


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この記事を書いた弁護士


弁護士 谷 憲和(大阪弁護士会所属)


弁護士登録以来10年以上にわたって,債務整理・自己破産・個人再生を取り扱っています。

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